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| 産む気はあるけど…"団塊Jr." |
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今夏、私は33歳になる。母が私を産んだ歳だ。当時にしては"遅めの子"だった私を、親は"独立心"をモットーに育てた。おかげで、一人で生きていくだけのずうずうしさは養われた気がする。
自分の人生は自分で決める。そうやって我が道を歩いてきたけれど、去年結婚し、今は違う文化的背景を持つ良人と生活を共にすることで、自分の力では如何ともしがたいことも、自分の力だけではできなかったことも味わっている。
歳も歳だし子供の一人くらいはとも思うが、これまた楽しくも予測不可能な因子となるだろう。大丈夫だろうか?やっていけるんだろうか?仕事と家庭と子育てを全て丸くおさめることは可能なのだろうか?
このギモンに対する真っ向からのソリューションってあるんだろうか?
巷で、晩婚化だ少子化だ高齢化だと騒がれていることは知っている。実感してもいる。しかし、雰囲気的に女性たちにその原因を背負わせてないかい?と感じることがある。「女性の社会進出、女性の高所得化が晩婚、少子の原因」みたいな論調はよく耳にする。でも、もともと抑圧していたのが理不尽だったのだから、しょうがないじゃん!と当事者は思う。それよりむしろ女性の自己実現を犠牲にせずに、産みたい人が産める環境のあり方を考えたほうが建設的なはずだ。この連載を通じて、団塊Jr.女性の一人としてその可能性を真っ向から考えてみたい。
(フジサンケイビジネスアイ 2007年1月7日掲載) |