2013年の皐月賞をレコード勝ちしたロゴタイプは今も現役として活躍を続けています。
父は中山競馬場を得意とし、晩年まで重賞を勝利するなど長い期間第一線で活躍をしていたローエングリンです。
デビュー戦を快勝したロゴタイプはその後惜しい競馬を続けるも、なかなか勝ち切れず、鞍上をデムーロ騎手にして心機一転を図ることになりました。
その後、条件戦で勝利し、その勢いで朝日杯フューチュリティステークスに出走し、中山競馬場のマイル戦では若干不利な7枠14番ながら、デムーロ騎手の好騎乗や父であるローエングリン譲りの中山適性を見せ、1着となり、父でも成し遂げることができなかったG1タイトルをゲットし、この年の最優秀2歳牡馬を獲得しました。
当時のデムーロ騎手が短期免許で乗りに来ていたため、弟にロゴタイプを任せ、皐月賞の前哨戦であるスプリングステークスを快勝し、本番ではまた兄に手綱が戻るという兄弟リレーを見せました。
これだけ中山適性を見せながらも人気は、2005年日米オークスを制覇したシーザリオの息子、エピファネイアと分け合う形となりました。
本番では本来真ん中あたりでレースしたかったエピファネイアが前目でのレースを余儀なくされる中、理想どおりのレースをすることができ、最後の直線ではエピファネイアを交わし、1着となり皐月賞を制しました。
タイムは1分58秒0というこの時期の3歳戦としては驚異的なタイムをマークし、レコード勝ちとなりました。
ただ、その後はなかなか勝ち星に恵まれず、現在に至っています。
父のローエングリン自体がそこまで長い距離に対応していたわけではないため、ダービーでは2番人気となり5着、その後出走した札幌記念が重馬場で、そこで走ったことが災いし、長期間疲労がとれない状況となってしまい、段々と歯車が狂い始めていきました。
得意の中山では2着2回など、本来の姿を見せるのですが、それ以外の競馬場ではあまりいい成績を残せておらず、このあたりは父であるローエングリンに似てしまったかもしれません。
ただ、G2やG3ではそれなりの安定感を見せているのはさすが皐月賞馬といったところです。
父であるローエングリンは年を重ねてからも重賞を制覇するなど、年々進化を続けていました。
中山適性にあふれるロゴタイプも父と同じ道を歩むのであれば、こうした路線を歩んでいき、そこで力をつけ、マイル路線で花開くのを待つしかありません。
まだこれからの馬なのです。