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第8回のゲストは、女優の原田佳奈さん。最近では、2008年11月公開、サンパウロ国際映画祭正式出品作品「アリア」で主演をつとめ、TBS系ドラマ「ブラッディ・マンデイ」にも出演されていた原田さん。女優という自分を自ら監督に売り込む“就活女優”としての活動でも注目を集めています。今日はそんな原田さんに、女優になったきっかけや女優としての心構え、“就活”するにあたっての自己アピールの仕方やチャームポイントの見つけ方などをインタビューしてきました。
幼い頃からの夢を実現!大学進学のタイミングで上京し、女優業をスタート。
― 20歳でデビューしたと伺いましたが、女優になったきっかけを教えてください。
「中学3年生の時にあるアーティストのライブを見に行ったのですが、その会場でスカウトしていただいたのがきっかけです。」

― もともと、女優という職業に興味があったの?
「とても興味がありました。スカウトされたときはとっても嬉しかったですね。でも親が大反対で…。両親は、高校を卒業しないまま上京することを決して許してはくれませんでした。その代わり、高校を卒業して大学へ行くなら良いという条件を出されまして。私は福岡出身なのですが、女優になるためには東京の大学を受験するしかない!ということで、必死になって勉強しました。そして上京し、大学に通いながら女優をスタートさせたんです。」

― 女優になるために、何か準備をしていたの?たとえば、学生時代にお芝居の経験があったとか。
「高校時代、音楽部に所属していたんですが、そこでミュージカルのようなものを少しやったことがある程度でした。」

感情を伝えるのに、大げさな動きは必要ない。内なるものを表現していきたい。
― では、本格的にお芝居の勉強をされたのは上京してから?
「そうなんです。ハリウッドのアクターズスタジオの日本版である『アクターズクリニック』というところで演技を学びました。ここでは、演じるテクニックよりも、内なる感情を大切にした演技指導をしてもらいました。どう見せるかではなく、感情をどう伝えるかといったトレーニングを受けました。」

― 演じることは、まさに想像の世界だと思うんです。ストーリーはあらかじめあるとしても、今日は悲しいシーンとか、その後は危機としたシーンとか、役者さんって感情のコントロールが大変そうですよね。
「ドラマや映画の場合は、シーンごとに撮影をすることが多いので、最初は戸惑うこともありましたね。でも、役になりきって撮影に臨むと、その時々の感情を小出しに表現することができるようになるんです。演じるというよりは、いただいた役を自分に置き換えて感情を表現するといった方が正しいかもしれません。そうすることで、自然に涙が溢れたり、笑顔がこぼれたり。自分ではない、別の人の人生を疑似体験している感覚ですね。」

― 今、言いたいことも言えずに、自分の気持ちを押し殺して生活している人って意外と多いと思うの。周りに合わせて、自分に無理をしてしまう。その結果、本来の自分を見失ってしまうというか。そういう意味で、感情を素直にぶつけることって必要だと思うんです。例えば、さっき佳奈ちゃんが言っていた『別の人の人生を疑似体験する』という話ね。これって、『ドラマセラピー』の一種だと思うんですよね。
「そうですね。それは大いにあると思います。現実とは違う作られた世界の中で自分の気持ちを整理して表現することで、私たち役者も心の安定をはかっているのかもしれませんね。」
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